ダブルバインドで思考停止状態に堕ちているキミへ

ご訪問ありがとうございます。

突然だけれども、キミはこんな状況に置かれたことはないだろうか?

「黙ってないでなんとか言ったらどうだ!」と言われたので
口を開いたら「言い訳など聞きたくない!」と余計に叱られた。

②失敗をして叱られた際に「なんで失敗したのか分かってる?」と聞かれ、
○○だからです」と理由を説明したら「それが分かっててなんで失敗するんだ」と余計に叱られる。

仕事の内容で上先輩に相談したら、「それぐらい自分で考えろ」と言われたので
自分で考えて仕事を行ったら後から「なんで勝手に実行したんだ」と叱られる。

ダブルバインドDouble bind)とは、ある人が、メッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況におかれること。 この用語はグレゴリー・ベイトソンによる造語である。

メタメッセージとは、メッセージが伝えるべき本来の意味を超えて、別の意味を伝えるようになっていることを指す社会学用語

ダブルバインド状況に置かれると、メッセージに対して素直に行動しなくても、しても、この場合、「叱られる」という結果がついてくる。

これは、先の米国、文化人類学者、精神医学者のグレゴリー・ベイトソンが1954年に発表した説で、そんなに真新しいものではない。

そして、説に用いられたのは、家庭内のコミュニケーション、親子関係などの場面で、力の上下関係があるときに起こるとされているもの。

ただ、今は、職場においてはパワハラ。また、モラルハラスメントもこのダブルバインドの現れと言われている。

いずれにしても、選択の余地があるようで、結果は同じ。

 

僕の娘も、学校の先生との関わりの中で、「なんで間違ったかわかる?」と聞かれて理由を答えたら、「それが分かっててなんで間違うんだろう」と似たような経験をしているらしい。

 

まとめると

  1. 2人以上の人間の間で
  2. 繰り返し経験され
  3. 最初に否定的な命令=メッセージが出され
  4. 次にそれとは矛盾する第二の否定的な命令=メタメッセージが、異なる水準で出される
  5. そして第三の命令はその矛盾する事態から逃げ出してはならないというものであり
  6. ついにこのような矛盾した形世界が成立しているとして全体をみるようになる

という状態をいう。

このような状態が続くと、統合失調症に至るケースもあるらしいが、なんにせよ、素直で優しい子が、この状況に陥りやすいような気がする。

  • 言葉に表されていない意味にばかり偏執する(妄想型)
  • 言葉の文字通りの意味にしか反応しなくなる(破瓜型:はかがた)
  • コミュニケーションそのものから逃避する(緊張型)

「素直で、優しい子は、言いやすいし、聞いてもらえる」

逆に言えば、素直で優しいキミのような子どもや大人は、こういったことに巻き込まれやすいんだろう。言うことを聞かない、反抗的な子ども、大人は巻き込まれない、巻き込まれても、いつまでもこういった状況下に落ちいてしまうことはないだろう。

 

じゃ、この状況の対処法はないのだろうか?

1、逃げる:できれば、このようなことを言ってくる人と関わらない。

2、キレる:このような状況に至ったら、大人げないが、投げ出しキレてしまう。

3、おどける:もうお手上げですといった態度で、「どう答えたらいいかわかりません。どうやったらいいかもう」

4、受け入れる

 

最後の受け入れる以外は、いずれも火に油を注ぐようだが、ここで、アドラーの”嫌われる勇気”は参考になるかも知れない。

また、人間関係で悩んでいる人が、その解決方法として見出す答えが、「心理学を学んで、自分のことを客観的にも捉え理解できるようにする」ということで、心理学者になっているケースがある。

もう一つは、ブログやツィッターなどで、自分の考え方や思いを記す手立てがある。これも客観視できる道筋となり、消極的ではあるが、心の支えになる。

 

あとがき

ボクも、ダブルバインド状況に陥る経験を沢山してきて、そのことでの失敗もあった。いまも、いつそういう状況に置かれるのかわからない。逃げられない人間関係もある。

ただ、今言えるのは、直接でなくても(直接の方がいいに決まっているけど)自分の考えや思いは常に宣言していたほうが良いということ。

多分、読む人はほとんどいないのだけれど、ブログやツィッターを使って、自分の考えや思いを発信し続けること。発信することが唯一、この状況から、思考停止状況から、踏み出す、小さな一歩になると信じている。

続けていけば、自分を客観視できるように、自分のまわりのことも、客観的に、冷静に見ることができるようになってくる。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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