佐賀県の教育情報システムの凄さ、光と影について考えてみた

ご訪問ありがとうございます。

佐賀県の教育情報システムがすごいと思いました。
新宿区も決してICT教育に関して遅れているとは、
思っていなかったのですが・・・・・

【佐賀県の教育情報システムに17歳の少年がアクセスした件】

 少年のパソコンには少なくとも県立中学、高校9校の生徒や教職員らの住所や成績、生徒指導関連の約21万件のファイルなどが保存されており、警視庁はいずれも少年が窃取したとみている。

文部科学省もこの真相解明に乗り出したようですが、
佐賀県は、国の方針もあり、先行して
教育情報システムの構築に取り組んでいる県だそうです。
ネットでは17歳の少年のことを賞賛している声もありますが、

 

少年が侵入したとされるのは佐賀県が独自に導入している
「教育情報システム(SEI-Net)」。
県立高校などの公立学校が利用している。
生徒らの出欠や成績を教師がネット上で記録できるほか、
生徒がデジタル教材をダウンロードしたり、
テストを受けたりすることができる。
利用にはそれぞれIDとパスワードが必要。

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少年は16~18歳の仲間数人とグループを組み、インターネット電話で「情報収集会議」と称して不正取得した個人情報を仲間に教えたり、成果を自慢したりしていたという。盗み取った生徒らのIDなどはサイトにアップロードしていた。

「情報収集会議」というからには、愉快犯でしかないですね。
本人たちは遊びのつもりだったのでしょう。

ここで気になるのは、
「教育情報システム(SEI-Net)」なんですが、
実際に、調べてみるとすごいものだということがわかります。

 

SEI-Net(Saga Education Information-Network)は、
佐賀県独自に今回新しく構築した新教育情報システムのことで、
「学習管理」、「教材管理」、「校務管理」
の3つの機能を一元化しています。

このシステムの導入により、生徒は学校からの連絡の確認、デジタル教材のダウンロード、デジタルテストを受けることなどができるようになります。また、先生は、出欠の処理やテスト結果の分析に加え、生徒の日々の学習の進捗などが把握しやすくなり、生徒一人ひとりの理解度や弱点に応じたきめ細やかな指導ができるようになります。

http://www.pref.saga.lg.jp/web/kurashi/_1018/ik-ict/_77484.html

 

教育に関して、一括して管理できるシステムでもあり、
教育財産(知的財産)を共有できるシステムでもあります。
また、一連の流れをもって一人の生徒を見ていけるシステムとも言えます。

ある生徒に関して、情報共有ができる。
これはすごく大事なことだと思います。

きめ細かい指導ができることはもちろんですが、
このシステムは、生徒も利用できて、
自学自習もできるものです。
学習の中で、学び足りてないところや弱点なんかも
自分で把握できるかもしれません。

 

こんなこと言うと夢のようなシステムのようですが、
教育の情報管理だけで済むわけがないとも思うのです。

 

先の少年のアクセスは論外ですが、
正規に利用されても、
なんとなく不安が残るのです。

 

本当に成績だけ、教育教材だけの
情報管理で済むのでしょうか?

 

児童生徒の氏名、住所、出欠状況、成績とのことですが、
クラブ活動や趣味や性格なんて項目もあったりして、
良いことだけならいいのですが・・・・

 

【消したい過去もある、知られたくないこともある】
良いことばかりのようですが、
ここまでいろいろ管理されると
息苦しくなるのではとも思っています。

例えば、昔、悪いことをしてしまった。
ということも記録に残るのでは・・・

昔、いじめにあっていた。
いじめていたなんてことも
記録されているかもしれません。

忘れたい、知られたくない過去も
ここには残ってしまうのではないでしょうか。

 

【すべてのものには光と影あり】

それでも、我が国のICT教育は、
世界の取り組みから見ると遅れているんです。

ba4e3affd84592c6bf3cbecf74d293d8とは言っても、日本は、日本独自の言語があって、
パソコン(画面上)では学べない、読み、書きが存在するので、
タブレットの画面上だけでの学習では、身につかないことも
考えられます。

 

現に、パソコンばかりだと漢字が明らかに書けなくなります。
書くという手段がなければ、漢字については頭に入っていかないような気がします。

 

ICTというハードを手に入れると同時に、
その利活用については、綿密に取り組まなければならない
ことがわかります。

 

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いつでも・誰でも・どこでもがテーマ

http://www.toppan.co.jp/solution/seminar/kyoiku2015/01.html

http://www.toppan.co.jp/solution/seminar/kyoiku2015/01.htm

 

東京の中心である新宿区ですが、
教育に関しては、かなり慎重に
取り組んでいるように感じています。

 

うまくまとめられないのですが、
物事には、光の部分と
同じくらいに影になる部分がある
のかもしれません。

 

おそらく、教育現場に
本格的に、ICTが取り入れられたら
教育に関して前進する部分はあると思うのですが、
その分混乱や置き忘れてしまいそうな
今までにあった良いものがなくなってしまう
感じがします。

教育というと目に見えるものを評価しがちですが
学校という枠の中での成績や評価が、
人間の歩みにとっては一部だということを
忘れたくはありません。

 

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